卵のカラザは体に悪いはデマだった。インフルエンザ予防にも効果あり。

雑学

卵かけごはんをするとき、生卵を割ったときに現れる白いヒモ状の物体はどうしていますか?

「気持ち悪いから絶対取るよ!」という方や「取るのが面倒だからそのまま混ぜちゃう!」という方。

どうやら卵のカラザ(=白いヒモ状の物体)の可能性に気づいていないようですね・・!

卵のカラザには卵の構造上の話だけでなく、摂取することで我々人間にとってかなりうれしい効果があるんですよ♪

もう気持ち悪いなんて言わせない!知られざる卵のカラザの効果についてサクッとまとめてみました!

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卵のカラザとは

卵のカラザは卵黄を中央に固定させる役割があります。

卵黄があちこち動き回って破損するのを防ぐために、ヒモ状のカラザで繋いで卵黄を守っています。

卵黄は卵がひよこになるうえで重要な栄養源となるため、カラザや卵白で厳重に守られているわけですが、当のカラザは卵がひよこになっていく過程で自然と消滅していくんですよ。

また生卵を割ったとき、大きなカラザがブリンとついている卵ほど新鮮な証拠。

卵の鮮度が落ちてくるにしたがって、カラザは小さく見えにくくなっていきます。

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卵のカラザは体に悪い?

昭和の終わりに生まれた私は、母から「卵のカラザは必ず取りなさい」と言われていました。

見た目が悪いので 気持ち悪いとか、混ぜたときにうまく混ざり合わないとか、火を通したときに「カラザ」の部分が残っていると舌触りが悪いとか・・

カラザを取り除く派の方はだいたいこのような理由かと思いますが、私が母から言われていたのはどちらかというと体に悪いから・・みたいな理由だったような気がします。

でもこれ、まったく根拠がないばかりか、最近の研究では人体に有益な多くの効果があるといわれているんです。

カラザの成分は主に各種アミノ酸と糖類によって構成されていて、白身にはない物質が含まれているため注目度も非常に高くなっているんですよ。

その成分の1つがシアル酸。

最近の研究結果では、シアル酸には癌細胞の転移を防ぐ効果があることが分かっています。

ただまあ「シアル酸は癌の転移に効果あり!」と言われてもピンと来ない人かもしれませんが、もっと身近な疾病に効果があるとしたらどうでしょう。

実はカラザに含まれるシアル酸は、毎年秋から春先に流行し多くの人が命を落としている身近な疾病にも効果があるんです♪

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卵のカラザはインフルエンザ予防にもなる

見た目が気持ち悪いだけでなく、体に悪いからという誤った情報によって取り除かれがちなカラザ。

このカラザにはインフルエンザに効果があることが分かっています。

なんとカラザに含まれるシアル酸は、インフルエンザの薬の原料になっているんです!

シアル酸は細胞を構成する成分のひとつで、細胞の表面はシアル酸に覆われています。

また、シアル酸には細胞に接近する物質の良し悪しを判断するセンサー機能があり、ウイルスなどの外敵接近してくると異物と判断して突っぱねる働きがあります。

・・あ、さずがにもう気づいちゃいました?

見た目や舌触りうんぬんでわざわざ卵のカラザを取ることが、どれほど愚かな行為なのかということに・・!

卵のカラザは確かに気持ちが悪いけれど、カラザに含まれているシアル酸によってインフルエンザ予防の効果が期待できるなら、今後は食べない選択肢はありえませんよね。

そしてここで私は壮大な勘違いをしてしまったことを告白します。

あっこ
あっこ

ふむふむ・・インフルエンザの薬は卵のカラザから抽出しているから、重度の卵アレルギーの人はインフルエンザの予防接種はNGなんやなあ・・

  • 【インフルエンザの薬=シアル酸が含まれている】
  • 【卵のカラザ=シアル酸が含まれている】

つまり、

【インフルエンザの薬に含まれるシアル酸=卵のカラザから抽出】という、とんだ勘違いをしてしまったのです(笑)

えーと、まず、インフルエンザの薬は卵のカラザに含まれるシアル酸から抽出されているわけでは決してありません。

そして、卵アレルギーが関係するのはインフルエンザのワクチンの話なので、抗インフルエンザ薬とはまったく別の話です。

このあたりをすべてごちゃ混ぜにして考えてしまったことに、己の愚かさを痛感しました。

ちなみに重度の卵アレルギーの方がインフルエンザワクチンNGなのは、ワクチンの製造に卵が使われているから。

ワクチンの製造過程でごく微量の卵蛋白が混入するため、卵アレルギーの既往がある人は慎重に判断することが必要なのだそう。

 

話は少し逸れましたが、卵のカラザに含まれるシアル酸は、インフルエンザの薬にも使用されています。

インフルエンザが流行る時期にはぜひカラザごと卵をいただくようにして、自衛していきたいですね。

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さいごに

多くの人に倦厭されがちな卵のカラザですが、実はとんでもない効果があることが分かりました。

カラザにも含まれているシアル酸が癌細胞の転移を防いだりインフルエンザ予防に繋がるなら、食べない理由がありませんよね。

それでもどうしてもカラザが苦手・・という方は、目玉焼きや卵焼きのように加熱処理をすればほとんど気にならなくなるので、食べ方を工夫してみるといいですね。

栄養満点の卵はカラザも含めておいしくいただくようにしたいですね♪

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