シリアスな雰囲気を一瞬でぶち壊す、破壊力抜群の「お腹が鳴る音」。
どうにかしたい!と強く思いつつも、お腹が鳴るのは生理現象だから成す術がないかと思っていませんか?
シーンとした職場での会議や大事なテストのときに限って爆音をかき鳴らすお腹の音で、もう恥ずかしい思いをしたくない方は、ぜひこのまま読み進めてくださいね~♪
お腹が鳴る仕組。あなたはどっち?
お腹が鳴る仕組みには、大きく2つの原因があります。
1つは、胃や小腸の収縮運動によって音が鳴る「ぐううぅぅぅ~」という音。
もう1つは、大腸にガスが溜まることで音が鳴る「ギュルギュル」「ゴロゴロ」という音。
この2つはどちらもお腹が鳴ることには変わりありませんが、原因や仕組みについてはまったく異なっていて対策も異なります。
→お腹が鳴る2つの原因。「ぐううぅぅぅ~」と「ギュルギュル」では仕組みはまったく異なっていた!
あなたが悩まされているお腹の鳴る音はどちらのタイプですか?
それが確認できたらいよいよ、ここぞというときにお腹が鳴るのをできるだけ防ぐよう対策していきましょう!
お腹が鳴るのを対策する3つの方法
「私の腹よ、今だけは鳴るな・・!」というお腹の音を防ぐには3つの方法があります。
「ぐううぅぅぅ~」音対策には適度な間食
胃や小腸の収縮によってお腹が鳴るのを防ぐには、適度な間食がおすすめです。
間食といっても、アメやガムレベルの間食OK。
血糖値を上げることで空腹感がなくなり、胃の動きを抑えられるので空腹期収縮による「ぐううぅぅぅ~」対策につながります。
また、適度な間食はお腹が鳴るのを防ぐだけでなく、脳が栄養不足になることによって思考力や集中力が低下するのも防げます。
ここぞというときの難(お腹の鳴る音)を逃れつつ、会議や勉強で集中力を持続させるには、アメやガム、チョコレートや脂質を多く含むナッツ類を適度に間食することをおすすめします。
「ギュルギュル」「ゴロゴロ」音対策は運動と食べ物
大腸で鳴る「ギュルギュル」「ゴロゴロ」音には、軽く腰をひねる運動で対策できます。
「ギュルギュル」「ゴロゴロ」は、大腸の中で1ヵ所にガスが溜まることで発生します。
なので大腸で大きな音が鳴りそうなことを察知したら、軽く腰を左右にひねってガスを分散させましょう。
座りっぱなしだと特にガスが1か所に溜まりやすいので、30分に1回くらいの頻度でおこなうと「ギュルギュル」音にビビらずにやり過ごせますよ♪
また、大腸で鳴る音は、食べ物を注意するだけでも対策になります。
大腸の「ギュルギュル」音はガスの発生が原因で音が鳴るので、ガスが溜まりやすい食べ物を避ければお腹が鳴るのを防ぐことにつながりますよね。
ガスを発生させやすい食べ物は以下の通り。
- 穀物(小麦、大麦、とうもろこし)
- 野菜(たまねぎ、ごぼう、きのこ)
- いも類(さつまいも、さといも、長芋)
- 豆類(納豆、あんこ、豆腐)
- 乳製品(ヨーグルト、牛乳、クリームチーズ)など
もちろん人によってガスが発生しやすい食べ物は異なるので、お腹がギュルギュル鳴ったときにはその前に食べた食事を思いだしてみるといいですね。
また、これらの食べ物はお腹がギュルギュル鳴る原因になるだけでなく、おならが頻発する原因にもなるので心当たりがある方は少し控えてみるといいかもしれません。
1日3食しっかり食べる
1日3食しっかり食べることでもお腹が鳴るのを減らすことができます。
食べ物を摂取したあと、体の中で消化・吸収がおこなわれるのは、【炭水化物→タンパク質→脂質】の順番だといわれています。
朝時間が無いからと、食パン1枚だけとか塩むすびやふりかけご飯だけ・・なんて食生活だと、炭水化物は一番最初に消化・吸収がおこなわれるためにあっという間に空腹状態に。
お腹が鳴るのを少しでも減らすには、【ご飯と納豆、お味噌汁】とか【食パンと目玉焼き、サラダ】など、栄養バランスを考えながら食事を摂るといいですね。
また、胃腸の中に空気が入ることも音が鳴る原因になるので、早食いや炭酸飲料なども避けるようにしましょう。
さいごに
お腹が鳴るのを防ぐには、タイプ別のどちらかの対策で乗り切りましょう。
- 「ぐううぅぅぅ~」音対策には適度な間食
- 「ギュルギュル」「ゴロゴロ」音対策は運動と食べ物
そして1日3食バランスよく食事を摂ることでもお腹の音が鳴るのを防げるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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