人間は生きているだけで1日2リットル前後の水分が失われるため、不足する水分を補うには2リットルの水を飲むとよいというのは有名な話。
水を飲むだけでデトックス効果によるダイエットや美肌効果も期待できるため、毎日水2リットル飲んでいるというモデルやタレントの話もよく耳にしますよね。
でも・・1日2リットルもの水を飲むとなるとトイレが近くなるため、仕事や学校に行きながらだとなかなかチャレンジしにくいのが実際のところ。
そこで今回は1日2リットルの水を飲んだときのトイレの頻度や、なぜトイレが近くなるのかについて徹底的に調べてみました。

水の飲み方を工夫することでトイレ問題を軽減できた私の経験も踏まえて、詳しく解説していきますね。
水2リットル飲んだときのトイレの頻度
1日に水2リットル飲むとトイレの頻度が半端ないというのは、多くの人の共通の認識です。
1日水は2リットル以上飲むようにしてるけど、トイレ近すぎて大変よ。
— スズキ(イグアナ) (@cOvknyb2whGpLEc) May 7, 2020
普段全く水分摂らない私が美容の為に水2リットル飲むように頑張ってるんだけど(まだ1日目)まじでトイレ近すぎて面倒くせぇ娘のオムツ履きたい
— あめちまん (@aaakkk292929) May 12, 2020
水2リットル飲んだら午後から何回トイレ行ったかわかんないぐらい行った。
循環が良すぎたん?— おゆ。 (@yuccosabu) May 8, 2020
1日に水2リットルを摂取している人のほとんどが、トイレが近くなったと感じているようです。
私も1日に水2リットル飲むようになってちょうど2週間。
朝起きてコップ2杯の水を飲んでから1時間後のトイレを皮切りに、30~40分おきにトイレに行く生活を送っています。
水2リットル飲んでいるとなぜトイレに行きたくなる?
1日に水を2リットル摂取する過程でぶち当たるトイレ問題。
人が尿意をもよおしてトイレに行きたくなるのには2つの理由があります。
- 膀胱に一定量の尿が溜まるため
- 外部刺激や精神的な理由
水を2リットルを摂取する過程でトイレの頻度が上がるのは、どちらの理由も見事に満たしているからなんです。
膀胱に150~300ml程度の尿が溜まると、大脳に「おしっこ溜まってきたよ?」と伝達され、尿意を認識します。
実際に水を飲んでいるんだから、その水がおしっことなって膀胱に溜まり尿意を感じるのはごく自然な話ですよね。
しかしたとえばトイレに行っても行ってもエンドレスに尿意をもよおすだとか、水を飲んだらすぐにトイレに行きたくなるなら、それは外部刺激や精神的な問題かもしれません。
外部刺激とは、
- 寒くて冷える
- ツレション
- 排尿を連想させる視覚情報 など
精神的な問題としては、
- 出先にトイレがあるか心配になる
- 大事な商談や試験前などの気持ちの高ぶり
- 水2リットル飲むようになって自分は頻尿になっているという思い込み など
これらは膀胱に尿が溜まっているからトイレに行きたくなるのとは別問題。
水を飲んだらおしっこになるわけですが、たった今飲んだ水がすぐにおしっこになるということはありえないからです。
水を飲んで体に吸収されると、血液循環などを経て尿の生成・再吸収されて・・というプロセスが続くので、さっきトイレに行ったのにもうトイレに行きたくなる、みたいなことは膀胱のシステム上はありえません。
つまり、水2リットルを摂取している人がトイレが近くなるのは、2リットルの水を飲んでいるという事実とともに、
- 「2リットルの水を飲んでいるからトイレが近くになるに違いない」という思い込み
- 「水飲んだらまたトイレに行きたくなるな」という心配
- 「さっき水飲んだけど、近くにトイレはあるかな」という不安
など、精神的な問題も重なって、頻繁な尿意に見舞われがちなのだと推測されます。
ちなみに30~40分おきにトイレに行っている私は、「これ飲んだらまたトイレに行かなきゃいけないな~(憂鬱)」みたいに、トイレのことばっかり考えているから余計にトイレが近くなるんだろうなと思っています。
膀胱って鍛えられる?
もしも膀胱を鍛えることによって、通常は150~300mlの尿しか溜められないところを500ml溜められるようになれば、単純にトイレに行く回数って減りますよね。
そんな方法があるのかどうか調べてみたところ、尿意切迫感や尿漏れなどの尿トラブルを改善する方法は見つけられましたが、単純に膀胱の機能を鍛える方法はどうやらなさそう。
逆にトイレを我慢しすぎると、膀胱炎などを引き起こす原因になるのでやめておきましょう。

1日に水2リットルを摂取しようとすると、トイレの問題がつきまとうのは致し方ないこと。ならば尿意を感じる負担を少しでも軽減できるよう、次に紹介する方法で私は少しだけ水の飲み方を工夫しています。
水2リットル飲んだときのトイレ問題を軽減するには
水2リットルは一気に飲むのではなく、少しずつ時間をかけて飲むのがよいとされています。
しかしこの飲み方だと、1日中尿意を感じて過ごさなくてはいけません。
なので私は1回にある程度まとまった水を、遅くともお昼までには飲み切るようにしています。
5時に起床後、まずコップ2杯分と少し多めに水を飲みます。
家族のお弁当と朝食を作る間にコップ2杯、朝食前にコップ1杯、コーヒーブレイクの代わりにコップ2杯、昼食を用意しながらコップ2杯、昼食前にコップ1杯・・
みたいな感じで、コップ1~2杯の水を午前中のうちに飲みまくります。

朝5時からお昼12時までの7時間かけて水2リットルを飲むという感じです。
当然ながら午前中はトイレラッシュに見舞われますが、午前中に飲み切ることで激しい尿意はお昼過ぎまでで収まります。
しかし少量の水を1日かけて飲んで、1日中トイレに行きたい気分に見舞われるよりはだいぶマシだなという印象です。
1日のうちの比較的早い時間帯に2リットル飲み終えることで、就寝中にトイレで目が覚めることなく朝までしっかり睡眠を取れるのも◎
あと、これはあくまでも私個人の感想ですが、夕方あたりで意識して水を飲むのを切り上げることで、翌日のむくみがだいぶマシになりました。
水2リットルを摂取したいけれど仕事や授業中、就寝中のトイレが気になるという方は、
- 水を飲む時間帯を考える
- 1回で2リットルとはいかないまでも、数時間で2リットル飲み切るようにする
など、ライフスタイルに合った水の飲み方を意識しながら、トイレ問題を多少コントロールしてみてはいかがでしょうか。
さいごに
1日に水2リットルを飲もうとするとどうしてもトイレ問題がつきまといます。
しかし、水2リットルを飲む効果を感じ始めている私としては、こんなところでやめるわけにはいきません・・!
水2リットルを飲むようになってから、体重が数百グラム落ちていますし!!
水の飲み方でトイレの負担はある程度は軽減できるので、手軽な健康法やダイエット方法として、細く長く続けられる方法を模索し続けていきます♪
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