使い捨てマスクの品切れ状態が続いていますね。
こうマスクが買えない状況が続けば、1回でマスクを捨てるのがもったいなくなってきませんか?
使い捨てマスクの再利用は衛生的に良くないことは分かり切っていることだし、メーカーも推奨していないことがパッケージにはっきりと明記されています。
だけどマスクが手に入らない非常事態においては、マスクの使い回しや再利用を考えてしまうのは致し方ないこと・・!
いくらWHOが「マスク意味ないよ~」っつったって、しないよりはした方がいいに決まってる・・!!
そこで今回はマスクの再利用方法について、徹底的に調べてみました。
できるだけ安全で、そして可能な限り衛生的なマスクの使い回し方法を探っている方は、ぜひこのまま読み進めてくださいね♪
マスクの使い回しに役立つアイテム
マスクの使い回し方法としてまだ衛生的かな?と思うのが【使い捨てマスク用とりかえシート】を使用する方法です。
使い捨てマスク用とりかえシートはマスクと口元の間に挟んで使用する1枚ものの不織布で、本来はいつでもマスクを清潔に保つためのもの。
これ、マスク不足の今、めちゃめちゃ役立つと思いませんか?
とりかえシートを挟むことで口や鼻が直接マスクに触れるのを防ぐことができるので、マスクを再利用する場合でもまだ衛生的ですよね。
こちらのとりかえシートは日本製で、しかも国産マスクメーカーが使用しているシートを採用しているという安心感ももれなくついてきます♪
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マスクの使い回しや再利用にどうしても抵抗があるな・・という方は、マスクの間に挟んだシートを毎日取り換えることで抵抗感を拭ってみてはいかがでしょうか。

3月2日12時現在、楽天だとまだ在庫アリになっています!
マスクを再利用は扱い方に気をつけて
やむにやまれぬ事情で、どうしてもマスクを洗って再利用せざるを得ない場合には、洗い方や乾かし方など扱い方に気をつけたいところ。
石鹸でジャブジャブっと洗って適当に乾かすのでは、衛生面で少々不安が残りますよね。
マスクに付着した菌をきれいに取り除きさらに菌を繁殖させないという観点で、マスクを洗って再利用する手順は以下の通り。
- 中性洗剤で優しく揉み洗い
- しっかりとすすいでからタオルで挟んで水気を取る
- 風通しの良い太陽の下で乾かす
- 手際よくアイロンを当てる
アイロンをあてるときの注意点は以下の4つ。
- アイロンを当てるときは必ず中温
- スチームON
- あて布必須
- 手早くサクッと
使い捨てマスクの使い回しは推奨されていないなかで、それでも使いまわさなければならない今、個人でできる最大限の衛生管理はこの方法かなと思っています。
ちなみに中性洗剤ではなく酸素系漂白剤などでつけ置きしたいところですが、日本衛生材料工業連合会専務理事の高橋紳哉さんによると、やめておくのが無難なんだそう。
漂白剤に浸けたりやアルコールスプレーを吹きかけたマスクが、人体にどういう影響を及ぼすかが分かっていないからとのことです。
もしかしたら健康被害に遭うかもしれないと思うと、迂闊なことはできませんよね・・!
個人的には中性洗剤でしっかり菌を洗い流したあとアイロンの熱で殺菌まですれば、マスクの使い回しに対する抵抗感はだいぶ薄れています。
マスク使い回しのリスクも知っておいて
重々承知のこととは思いますが、マスクの使い回しにはやはり衛生面などで問題があります。
東京医科大学の濱田篤郎教授のマスクの使い回しにおける見解は以下のとおり。
一般的な使い捨てマスクはたとえ表面をアルコール消毒したとしても衛生上、再利用しないほうがいいです。それでも、再利用しなければならない場合には、マスクの内側にガーゼを入れて、そのガーゼを交換すれば何回かは使えるかもしれません。ただ、使用後のマスクは汚れているので基本的には再利用はしないほうがいいと思います。
(NHK NEWS WEBより引用)
ただ、さきほどの日本衛生材料工業連合会専務理事の高橋紳哉さんの見解は少し明るいです。
メーカーにもよりますが、不織布のマスクは手洗いしても使えるようになっています。もちろん、未使用時の機能までは期待できないでしょうが……
(Yahoo!ニュースより引用)
マスクは基本的には使い回ししないことが大前提として、あとは専門家の意見も取り入れながらどういう選択をするのかは自己判断していくほかありませんね・・!

本当に難しい時代に突入しましたね・・
さいごに
私もあなたも、普段ならマスクを使い回したり再利用しようなんて考えないことではないでしょうか。
だけど新型コロナの流行やそれに伴うマスク不足が続いている今は、「不衛生だから絶対ダメ!!」とは言い切れないもの。
自分の身は自分でしか守れません。
私もあなたもどうぞ自分の責任において、マスクを再利用するなど工夫しながら緊急事態を乗り切っていきましょうね。
*せっかくマスクで自衛していくなら、マスクの効果が最大限発揮される方法で装着しましょう。
マスクの裏表の見分け方についてはこちらで詳しく解説しています。
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