ランニング中のマスクの効果。心肺機能の向上は期待できる?マスクが苦しいときの対処法も。

医療・健康・体のこと

ランニング時にマスクを着用する人が増えてきましたね。

4月末頃にノーベル章を受章した山中伸弥教授が、YouTubeで「走って大きな息をすると、周囲にコロナウイルスをまき散らすかもしれない」と発信したのがことの発端のようです。

ランニング中のマスクは一定の効果がある一方で、逆にマスクをして走ることによるリスクやデメリットなどもあります。

そこで今回は、ランニング中のマスクで気をつけるべき点や苦しくてマスクができない場合のアイデアをご紹介します。

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ランニング中のマスクの効果

ランニング中にマスクをすることは、「人にうつさない」という点で一定の効果があります。

マスクをして走ると、そうではないときに比べて圧倒的に苦しいのはご存知の通り。

しかし苦しい思いをしてもなお、ランニング中にマスクを推奨しているのはもちろんウイルスの飛散に一定の効果があるからです。

アメリカ疾病予防管理センターによると、コロナウイルスの感染は咳やくしゃみなどで生成される呼吸飛沫を介して起こるとされています。

これ、ランニング中のゼエゼエした呼吸だと、呼吸飛沫として確実に周囲にウイルスをまき散らしますよね・・?

日本ではソーシャルディスタンスは2mと言われていますが、ランニング中は呼吸が荒くなるため、人との安全な距離間は2mでは保てないというのが大方の見方です。

実際にベルギーとドイツの共同研究では、同一方向に進むランナーの真後ろを走る場合には、10mの間隔を保つ必要があるとのデータがあります。

というのも、公園や川の土手など、多くのランナーが走っている場所では、前のランナーの真後ろを走ることによって後方に発生する気流(スリップストリーム)に入ってしまうからなんだとか。

呼吸するだけでもウイルスが飛散することが確認されていて、ランニング中にはソーシャルディスタンスを広げることが推奨されている現実・・

マスクをして走る場合にはウイルスの飛散を抑える有効な対策になるので、ランニング中のマスクの着用はもはや必須といえますね。

心肺機能向上にも効果がある?

マスクをして走ると、そうではないときに比べてめちゃめちゃしんどいですよね・・

それで私思ったんです。

市民ランナーの多くがマスクをして走っている今、コロナ終息後のマラソン大会では好記録連発でめちゃくちゃ大会のレベルが上がるなと。

私自身もマスクをして走るなかで、確実に心肺機能に負荷がかけられていると思うからです。

しかし、ランニング中のマスクで心肺機能が向上するのかというと、答えはNO!

一般的な不織布の使い捨てマスクにしろ布マスクにしろ隙間ができるので、そこまでの負荷がかからないからだそうです。

本気で心肺機能の向上を目指すなら、やはり低酸素トレーニングマスクレベルのものが必要。

あんなに苦しい思いをするにもかかわらず、ランニング中のマスクは「ウイルスの飛散を防ぐ」以上の効果はなさそうなのが非常に残念です・・!

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ランニング中のマスクのデメリット

ランニング中のマスクはウイルスの飛散を防ぐ一方で、熱中症のリスクが上がるなどのデメリットがあります。

マスクをして走ることによってマスク内の湿度が上がり、それによって喉の渇きを感じにくくなるからなんだとか。

毎年5月に入ると各地で気温が上昇し、夏日になることも珍しくありません。

まだ体が暑さに慣れていないこともあって、熱中症で救急搬送が増えてくるのもまさにこの時期ですよね。

ランニング中にマスクを着用する場合はいつも以上に給水を意識し、今年は例年以上にこまめな水分補給を心がけましょう。

体の水分量を適切に維持するには、水分だけでなく電解質も一緒に補給できる飲み物を補給しながら熱中症を予防していきたいですね。

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ランニング中のマスクが苦しいときの対処法

ランニング中のマスクがどうしても苦しい場合の対処法は3つです。

  • 走る時間帯を変える
  • 走る場所を変える
  • マスクの素材を変える
あっこ
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1つずつ順番に見て行きましょう!

走る時間帯を変える

ランニング中のマスクは、周囲にウイルスをまき散らさないためには必須といえますが、それはあくまでも周囲に人がいる場合のみ。

つまり、走る時間帯を人通りがほとんどない時間に変更すれば、ランニング中のマスクは必要ありませんよね。

実際にうちの夫はマスクをして走るのが嫌なので、朝4時に起きて走りに行っていますが、すれ違う通行人は居ても1~2人くらいだそうです。

住んでいる場所が田舎ということもありますが、走る時間を早朝もしくは深夜の人通りが少ない時間帯を選べば少なくとも3密は避けられます。

ランニング中のマスクが苦しくて嫌な場合には、人通りが少なくマスクをしなくてもよい時間帯に走ってみてはいかがでしょうか。

あっこ
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暗い時間帯なので反射板やライトなどを活用しながら、安全にランニングをおこなってくださいね。

走る場所を変える

皇居周辺や運動公園などは、どの時間帯を選んでもランナーやウォーキングをする人で溢れていますよね。

人が集まる場所でマスクなしで走ることは、今の風潮からするとマナー違反なことは否めません。

もしもランニング中のマスクが苦しい場合には、人通りが少ない場所で走ることをおすすめします。

人通りがまばらな場所なら、周囲に人がいるときだけマスクをつけて、人が居なくなったら少しマスクをずらすということも可能だからです。

ランニングってシューズさえあればどこでもできるスポーツなので、わざわざ人が集まる走る必要性はどこにもありませんよね。

走りやすいコースを走りたいのはみんな一緒ですが、今だけは人気(ひとけ)のない河川敷などにランニングコースを変えることをおすすめします。

マスクの素材を変える

ランニング中のマスクの苦しさ対策として、個人的にはマスクの素材を変えるのが一番の解決方法でした。

今までは口に当たる面はガーゼで外はポリエステルの分厚い布マスクをして走っていましたが、これがめちゃくちゃ苦しい・・!

そこでちょっともったいないですが、不織布の使い捨てマスクにしたらだいぶ呼吸がラクになりました。

ランニングだけに使用して使い捨てるのはもったいないので、むしろランニングだけに使うなら洗って使い回すのもいいかもしれません。

使い捨てマスク以外には、息苦しくない設計のバフなどもおすすめ。

鼻や口元に呼吸穴があるバフなら、周囲に人がいないときを見計らって新鮮な空気を取り入れることができてすごく便利なんです。

接触冷感・速乾・吸汗素材のバフも、これからの時期のランニングには適しています。

息苦しさをできるだけ感じずに、ウイルスの飛散を防ぐアイテムを1つ持っておくといいですね。

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私がマスクしてランニングする理由

私がマスクしてランニングする理由は、【ランナーの権利を守るため】です。

やいやい言う人にランニングする権利を奪われたくない。

ほら、実際にお笑い芸人のたむらけんじさんもTwitterの投稿でこんな風に言っています。

言い方ってもんがあるやろうがぁぁぁああ!!と思いつつ、自分がランニングしない人の意見ってこうだよなとも思うのです。

コロナでみんながピリピリしている中で、ランニングがやり玉に上がってほしくない。

今ランニングなんか不要だろうが!という世論に押されて、ランニングを自粛する流れになってほしくない。

すれ違うだけだからコロナはうつらない(うつさない)根拠はなく、少しでも可能性があるならマスクをして走るのがエチケットだとも思うのです。

なので私は少々走るペースが遅くなろうとも、息苦しさに苛まれようとも、コロナが落ち着くまでのもうしばらくの間、ランニング中も必ずマスクをしようと思っています。

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さいごに

自分が感染者かもしれないという自覚を持ち周囲への配慮欠かさないことは、日常生活もランニング中も同じことですよね。

ランニング中の大きな呼吸は呼吸飛沫の原因になり、ソーシャルディスタンスも2mよりも広がるとの研究結果もあるので、むしろマスクして走ることは必須ともいえます。

ランニング中のマスクが苦しい場合には苦しさを緩和できるバフなどに変更したり、走る場所や時間帯を変えるなどの工夫をしてみるといいですね。

ランナーの走る権利が奪われないように、ランナー1人ひとりが自覚を持って走り続けたいですね。

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